気温と体温とおでん
コンビニのおでんって、さむーい真冬に一番売れるのかと思っていたところ、
夏の終わりの「急に涼しくなった時」が一番うれるらしい。
(10年前くらいに某コンビニの方から聞いた話)
絶対値での気温ではなく
「前の日は暑かったのに、急に肌寒さを感じる」
というような相対的な体感温度が行動のトリガーになっていそう、というのはおもしろい。
話は変わるが、CMとかコンテンツとかコンセプトをつくる「クリエイティブ」な仕事の現場で、「いい裏切り」が提案には必要だ、といわれる。
(逆に、誰も想像できるような提案は、提案じゃなく「うんこ」という人もいる。)
想像もできなかったようなものすごいアイディア、というよりも
「そうきたか」と思えるアイディが受け入れられやすい。
「ものすごい」なにか、ではなく日常に潜む「ちょっとした落差」で人は動くのかもな、と思った。